こんにちは、ヨシです。
『ヨルムンガンド』──北欧神話に登場し、ラグナロクでは雷神トールと相打ちになった、世界を取り巻く巨大な毒蛇のことです。
さも自分の知識のように語ってますが、ネットで調べました。
なぜ『ヨルムンガンド』なのか……その理由は主人公ココ・ヘクマティアルの野望に大きく関わっていて、それは終盤にかけて明らかになります。
あの忍び寄るような緊張感に背筋はゾクゾクしっぱなしです。
記事の後半では、アニメの視聴方法や、全話無料で読める漫画アプリのダウンロードなども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。（目次から飛んでもいいですけど…）
一触即発のガンアクションを楽しみながら、主人公ココの“本当の目的”とは何なのか──を解き明かしていく、ミリタリードラマの傑作についてレビューしていきたいと思います。
ウィットに富んだセリフ回しがすんごいオシャレで、この漫画を読むだけで何だかイケてる大人になれた気がします！
その感想が子どもデスね
それではいってみましょう！（泣）
『ヨルムンガンド』とは
『ヨルムンガンド』は、2006年4月〜2012年1月まで「月刊サンデーGX」で連載された作品で、単行本は全11巻で完結しています。
2012年4月〜6月にアニメ第１期（全12話）、2012年10月〜12月にアニメ第２期（全12話）が放送され、リアルなミリタリー描写が評価され、海外でも人気の作品です。
あらすじ ＆ 登場人物
──僕は武器商人と旅をした。
ココ・ヘクマティアルは、世界的な海運王である父の会社「HCLI社」のヨーロッパ・アフリカ兵器運搬部門に所属するウェポン・ディーラー、いわゆる“武器商人”である。
そして肉親を殺した“武器”を果てしなく憎む少年兵のヨナは、戦場で生きることしかできず、武器を憎みながらも生き残るために武器を捨てることができなかった。
そんなヨナの気持ちを、神は知ってか知らずか……。ヨナがたどり着いた先は、武器商人ココ・ヘクマティアル率いる私設部隊だった…。
- ココ・ヘクマティアル…HCLI社のヨーロッパ・アフリカ兵器運搬部門に所属する武器商人。
- ヨナ…口数の少ない元少年兵。両親を戦争で失い、武器を憎む。
- レーム…傭兵部隊のリーダー。元デルタフォースで、古参の風格漂う熟練の老兵。
- バルメ…元フィンランド軍の少佐。ココを溺愛する最強のナイフ使い。
- アール…酒好き女好きのイタリア人。元イタリア陸軍という経歴を持つ部隊のムードメーカー。
- トージョ…元自衛隊・諜報組織SR班所属の日本人。主に情報処理担当。
- ウゴ…元マフィア。操縦系全般の担当。筋骨隆々の怪力男。
- マオ…真面目で温厚な元砲兵。祖国に妻子を残してココの部隊に参加している。
- ワイリ…元米軍・戦闘工兵。温厚な印象だが、実は「爆破で遊ぶ悪い癖」を持つ爆破マニア。
- ルツ…元ドイツ警察対テロ部隊の狙撃手。なぜかケツを何度も負傷する不憫なやつ。
『ヨルムンガンド』の面白いところ
『ヨルムンガンド』の見どころを大きく２つ、レビューしてみます。
百戦錬磨の猛者が集う、ココ・ヘクマティアルの私設部隊
『ヨルムンガンド』には、武器商人のココ・ヘクマティアルとその私設部隊９人が登場します。
そして部隊から１人ずつ、彼らが「なぜココと旅をするのか」を過去を振り返りながら語られる、という流れでストーリーは展開します。
この私設部隊９人はみんな元軍人の傭兵です（ひとりマフィア出身ですが）。
オールマイティーに全てをこなせるリーダー、少年兵、ナイフ使い、スナイパー、情報処理、爆弾魔、運転手、砲兵など、全員平均的な戦闘能力は高く、さらに一人ひとり各方面の能力が突出したエキスパートです。
絶体絶命の状況であっても、ココ率いる“最強の私設部隊”が、見る間に戦況を覆していく戦闘シーンは、読む手が止まらないほどの中毒性があります。
《ヨナ＝読者》として考えさせられるストーリー
武器を憎む少年兵ヨナがココの私設部隊へ入隊するところからストーリーが始まります。
この漫画は、武器を持つ意味や、ココ・ヘクマティアルという人物について、ヨナと一緒になって考える、《ヨナ＝読者》の構図になっているように感じました。
そして、ヨナはココたちと旅をすることで、武器は憎むものなのかどうか、よくわからなくなっていくのですが、ボクも読んでて、ココという人物が「正義」なのか「悪」なのかよくわからなくなってきました。
そんな、忍び寄るようなゾワゾワした緊張感が『ヨルムンガンド』の一つの魅力だと思います。
ちなみに、諜報機関や軍隊とココたちとの高度な駆け引きはちょっと小難しいです（ボクの頭脳では…）。
ただ、そこは世界観構築のためみたいなとこもあるので、なんとなーく“何がマズい状況なのか”がわかれば理解しきらなくても全然OK。（ボクの頭脳でも）十分にストーリーを楽しめました。
無料試し読みの方法
電子書籍を試し読みする場合
アプリで読むなら
『ヨルムンガンド』を読むのにおすすめのアプリは、『サンデーうぇぶり』です。
無料公開されている話数も多く、しかも１日で貯まるチケットや、毎日もらえるコインを使って、無料で読み進めることができます。
他にも、おすすめの『漫画配信アプリ』を特集していますので、以下の記事を参考にしてみてください。
Webサイトで読むなら
『漫画配信サイト』は購入が前提で、全話を無料で読むことはできませんが、内容を確認してから購入できるように「無料試し読み」が必ず出来ますのでそれを利用しましょう。
ちなみに『ヨルムンガンド』を試し読み＆購入するのにおすすめのWebサイトは、会員登録後の初回ログインで半額クーポンがもらえる『
ebookjapan』です。全11巻をまとめて半額で購入できます。
他にも、おすすめの『漫画配信サイト』を特集していますので、以下の記事を参考にしてみてください。
アニメを視聴する場合
『ヨルムンガンド』は、2012年にアニメ化されました。
現在「
U-NEXT」では『31日間無料トライアル』キャンペーンが実施されおり、期間中であれば、『ヨルムンガンド』を無料で視聴することができ、さらに漫画購読に使えるポイント600円分がもらえます。
クレジットカード情報の登録が必要ですが、登録自体は無料で、トライアル期間中に解約すれば料金は発生しません。ぜひ一度「ヨルムンガンド」と検索してみてください。
アニメが見られるVODに関しては、下記の記事で特集していますので、アニメにも興味がある方はご参考までに、こちらも合わせてお読みください！
まとめ
『ヨルムンガンド』は、アクション性を兼ね備えた、政治色強めのミリタリー漫画だと言えます。
ヨナはココに「なぜ武器を売るのか」と尋ねたとき、ココは「世界平和のため」と答えます。
戦争の道具である武器を売り歩く“武器商人”のココ・ヘクマティアルは、その矛盾した立場で『世界平和』をどのように成し遂げるつもりなのか……。漫画の中で確かめてみてはいかがでしょうか。
『ヨルムンガンド』気になった方はぜひ読んでみてください！
以下の記事では『ヨルムンガンド』のように完結した漫画の概要やあらすじをまとめてみました。完結しているので、まとめ買いしやすいですし、もし気になる作品があったら購読してみてはいかがでしょうか？
それでは、ここまで閲読ありがとうございました！
よければもう一本レビュー記事読んでいってくれるとうれしいです。
ではまた。
