こんにちは、ヨシです。
『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』は“なろう系”小説のコミカライズ作品になります。
この漫画の主人公は「付与術師」と言う職業で、人や物に“強化”を付与することができるという、いわゆる「サポート職」です。
最近、主人公が「サポート職」の漫画が流行ってる気がするのですが、この「縁の下の力持ち」というシチュエーションがすごくいいですね!
「あんまり前に出たくない(責任負いたくない)けど、やっぱり認めてほしい」みたいな欲求が心の隅にあって、なんかそれが満たされるような気がします。
そういうニーズに共感できる方がいらっしゃったら、今作も含めて、主人公が「サポート職」の漫画って案外ハマるんじゃないかなぁと感じました。
記事の後半で、『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』が無料で読める漫画アプリの紹介もしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、いってみましょう!
『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』とは
- 漫画:アラカワシン
- 原作:戸倉儚
- キャラクター原案:白井鋭利
『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』は、2021年から漫画配信アプリ「マンガがうがう」で連載されていて、現時点で単行本は3巻まで発刊されています。
略称は『雑用付与術師』(多分)。
原作小説は、本章、断章あわせて170話ほど発表されています。
あらすじ & 登場人物
主人公ヴィム=シュトラウスは、迷宮都市フィールブロンで未開拓地帯に挑む冒険者の一人であり、新進気鋭の冒険者パーティー『竜の翼《ドラハンフルーグ》』のメンバーである。
ある日、不意に遭遇した階層主から壊滅的なダメージを受けてしまった『竜の翼』。
ヴィムは仲間を救うため、階層主に単独で挑み討伐に成功するが、自分より功績を上げたヴィムを妬んだ『竜の翼』のリーダーによって、パーティーから追放されてしまう。
途方に暮れるヴィムだが、幼馴染(兼ストーカー)のハイデマリーにスカウトされ、フィールブロン最高のAランクパーティー『夜蜻蛉《ナキリベラ》』へ仮入団することに。
斯くして、ヴィムの入団テストも兼ねた迷宮探索に乗り出した『夜蜻蛉』のメンバーたちは、ヴィムの“本当の実力”に驚愕することになるのだった──!
- ヴィム=シュトラウス…“付与術師”の少年。計り知れない研鑽の末、他を凌駕する付与技術を持つ…のに、卑屈で自己肯定感が著しく低い。
- ハイデマリー…『夜蜻蛉』に所属する、ヴィムの
ストーカー幼馴染。小柄な少女の風貌だが、74代“賢者”で次期幹部候補。 - グレーテ…裏通りの隠れ家居酒屋『泊まり枝』の看板娘。明るく巨乳のため、ヴィムをたぶらかす女として、ハイデマリーから敵視されている。
- カミラ…『夜蜻蛉』団長、“銀髪”のカミラ。深沈たる雰囲気に包まれた美女…だが本当は戦闘狂。迷宮都市「フィールブロン」最強の戦士の一人。
- 竜の翼《ドラハンフルーグ》…主要メンバーはリーダーで剣士のクロノス、魔術師のメーリス、僧侶のニクラ。ヴィムを追放したあと、見事に落ちぶれていく。
- 夜蜻蛉《ナキリベラ》…カミラが団長を務め、ハイデマリーが所属するAランクパーティー。ヴィムの実力を認め、高待遇で迎え入れる。いい人ばっかり。
『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』の面白いところ

『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』の面白いポイントを解説していきます。
徐々に解き明かされる“ヴィムの強さの謎”が面白い!
この漫画は『夜蜻蛉《ナキリベラ》』の迷宮探索を通してヴィムの強さの謎を徐々に解き明かしていく、というストーリー展開が非常に興味をそそります。
当然のように凄いことをするヴィム
↓
「いや全然普通じゃないし!」と驚く『夜蜻蛉』メンバー
基本この流れです。
“強化”の解説を求められたヴィムは、初級付与術しか使えないので「600の筋肉、103対の骨」に細かく付与することで小賢しくやってると説明。その精密で変態的な技術にドン引きされてしまいます。
さらに、魔物の位置だけでなく、高度とされるトラップの発見まで精密にこなす“索敵”を披露し、ゴーレムの単独討伐までやってのけるなど、次々と『夜蜻蛉』のメンバーを驚嘆させます。
そんなヴィムの活躍を見てもなお、団長・カミラは「ヴィムにはまだ隠された何かがあるのでは?」と見抜きます。実は第1話の最初にその“何か”に対する伏線が張られているんですね。
明らかにされていくヴィムの“本当の実力”とは──!?
ってな感じで、演出やストーリー展開の仕方が非常に上手く、グイグイ読み進めてしまいます。
「夜蜻蛉《ナキリベラ》」パーティーが最高!
『夜蜻蛉《ナキリベラ》』パーティーのメンバーはみんな、実力があって性格もいい人ばかりなんです。
だから『竜の翼《ドラハンフルーグ》』で不遇な扱いを受けてきた主人公が、『夜蜻蛉』という最高の職場で、素晴らしい仲間に認められていくってところにカタルシスを感じました。
ヴィムは自己肯定感がとても低く、『竜の翼』在籍時は「こんな俺を拾ってくれたメンバーに恩を返したい」と自己犠牲の道を選び、メンバーに華を持たせるようサポートに徹していました。
結局、その想いは報われることなくクビになってしまうのですが…まぁ、結果オーライ。
ヴィムくんには、『夜蜻蛉』でぜひ幸せになってほしいです…やっぱ職場環境って大事ですよね…(遠い目)
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『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』が読めるおすすめアプリは『マンガがうがう』です。
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まとめ
ヴィムの強さの秘密が徐々に明かされていくというストーリー展開が秀逸で、気のいい仲間たちが主人公のことを認めてくれることも心地よく、魅力的な漫画だと思いました。
個人的には、「ハイデマリーはなぜそこまでヴィムのことが好きなのか」ってところのエピソードも見てみたいですね。
ヴィムの会話盗聴して「ヴィムのことなら何でも知ってるから」とか、メインヒロインがそれでいいのか(笑)。ぜひ、どんな背景があったのか知りたいですね。
『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』気になった方はぜひ読んでみてください!
以下の記事では他にも様々な“なろう系”漫画を紹介しています。もし気になる作品があったら試し読みしてみてはいかがでしょうか?
それでは、ここまで閲読ありがとうございました!
よければもう一本レビュー記事読んでいってくれるとうれしいです。
ではまた。